定期的に甘酒を作って飲んでいます
体に良いし、なんといっても簡単で美味しいのです
甘酒の効能はいろいろありますが
私が一番実感しているのが「便通がよくなった!」と言うことです
元々便秘気質ではありませんが、歳を重ねてからは「いつでも快腸!」とは言えなくなってきました
甘酒を飲み始めたこの二年でかなり改善された気がしています
腸がスッキリしていると食事も美味しいですね☆
材料は米麹とお湯(54~60℃)、道具は炊飯器と温度計、布巾
それだけです!!
お砂糖なしです
米麹で作られる甘酒はお米本来の甘味を活かして作られているのでお砂糖は必要ありません
・米麹の甘酒
みりんや味噌を作る時にも使う「米麹」。米麹は蒸したお米に麹菌を加えて繁殖させたものです
その米麹を一定の温度で保たれたお湯で蒸らす事で麹の発酵が進み栄養価の高い甘酒に仕上がります
麹菌が米に含まれるでんぷんを分解する事でブドウ糖が作られ、砂糖をいれなくとも自然な甘みを引き出してくれます。
豊富な栄養素が含まれるこの甘酒は「飲む点滴」とも言われています
・酒粕の甘酒
お酒を造る時に出た搾りかすが酒粕です。「もろみ」と呼ばれるものです
米麹に酵母と乳酸菌を加えて発酵させたもの、その搾りかすですのでやはり様々な栄養成分が凝縮されています
少量ではありますがアルコール分が含まれています
今回は、まろぬんオススメの米麹甘酒、作り方を紹介します☆
材料
乾燥米麹 500g
お湯(54~60℃) 1000ml
※麹菌は60℃以上で失活してしまうそうです 60℃前後を保ちましょう
道具
炊飯器(保温機能を使います。「保温だけ」の仕方を確認しておきましょう)
温度計(100均で売っています。料理用温度計という棒状の物です)
布巾 (濡らして使います)
作り方
1.乾燥米麹を500gに量っておく
2.炊飯器の釜に沸騰前のお湯を1000ml入れ、温度計を見ながらお湯が下がるのを待ちます
55℃位になったら米麹を入れます
3.炊飯器を保温にして濡れ布巾をかけます。発酵時は60℃以下の温度に保たれているか確認します
【夏】蓋はせずに8~10時間そのままにします
【春・秋・冬】蓋を閉める or 蓋を少し開けて養生テープでその状態を固定します
※炊飯器によって保温温度に差がありますので、初めの頃はお使いの炊飯器のクセを知ると今後作りやすくなります
4.できあがりです☆
私が乾燥米麹を使う理由は、購入してからしばらくは保存が効くからです
生米麹は生きていますから購入したら早めに使用する必要があります
とにかくズボラなので、乾燥米麹を買っておいて余力がある時に作っています
お湯については我が家の炊飯器は保温すると割と温度が高めになってしまうので、最初は低めのお湯にしています
季節によって蓋をせず、濡れ布巾をかけて蒸らしたり、寒い冬場は蓋を少しだけ開けて養生テープで固定したりと、なるべく一定の温度が保たれるように工夫しています
でもあまり神経質にならなくてもなんとなく仕上がります。
60℃以上は失活すると言われていますので、低温でじわじわ発酵させて仕上げて良いと思います
初めて作った時は春先なのに完全に蓋をしてしまいました・・途中で温度を確認したら70℃以上に・・(泣)失敗です。
でも麹菌は失活したものの美味しかったです。それもまぁ良しとしました(笑)
作る時間は休日前の夜がオススメです☆
フルタイムで勤務していた頃は金曜日の夜に作り、翌朝出来立てを飲んでほっこりする♪幸せな時間でした
乾燥米麹で作る甘酒、優しい甘味と旨味で心も体も癒され、健康に近づきます
まさに「飲む点滴です」
ノンアルコールで子どもが飲んでもOK☆
暑い時は薄めて冷やして飲むと美味しいです
豚汁やシチューに隠し味で入れてみると味がまろやかになります
乾燥麹を購入しておいて、気ままに作りたい時に作ってみて下さい☆
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